映画「湖のほとりで」

イタリアの小さい村、湖のほとりに美しい少女の死体が。
愛する者さえ気づかない、哀しい秘密を知ったとき、本当のやさしさが見えてくる・・・。

【みどころ】
イタリアで、小さな劇場での公開から、口コミで240館以上へ広がった大ヒット作!
イタリア・アカデミー賞(ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞)史上最多10部門独占!
単なる"犯人探し"の物語ではなくて、人間関係や家族の問題を考えさせられる、上質な人間ドラマです。
一見、地味な映画ですが、きっと誰もが共感できる部分があったので、大ヒットにつながったのだと思います。
見終わった後、身近な人や、家族ともっときちんとコミュニケートしたいという思いにかられました。

【ストーリー】
北イタリア、のどかな小さな村で発見された美しい少女・アンナの死体。
捜査を進めていく中で、住民たちの人間関係や家族のあり方が明らかになっていきます。
障害を持つ子供に素直な愛情表現ができない親。子供のことは全て理解しているという偏った愛。間違った両親の元に生まれてきたと感じる思春期の子供…。
誰もが皆、"一番身近な人にも言えない悩み"を抱えて生きている・・・。そして、ついに犯人にたどり着いたとき語られる、アンナが貫き通した"深い愛と強い信念"は、皆の心の痛みを緩やかに溶かしていくでしょう。

【Info】
[原題] LA RAGAZZA DEL LAGO /The girl by the lake
[監督] アンドレア・モライヨーリ
[出演] トニ・セルヴィッロ、ヴァレリア・ゴリーノ他
2007年/イタリア/1時間35分
7月18日より、銀座テアトルシネマ他にて全国順次公開
(c)2007 INDIGO FILMS