『オール・アバウト・マイ・マザー』、『トーク・トゥ・ハー』、『ボルベール<帰郷>』の女性讃歌三部作で、世界中の女性たちのハートをつかんだスペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督の最新作。

【みどころ】
ペネロペ・クルスの最高の演技を得て輝く、愛の崩壊と感動の再生の物語。
ペドロ・アルモドバル監督のファンだけではなく、初めて見る人にお薦めの映画です。
本作は、今までの映画の集大成と言えるでしょう。

【ストーリー】
ハリー・ケインは、過去を封印し、名前を変えて違う人生を生きてきた。
14年前ハリーはマテオの名前で映画監督として活躍、女優を夢見る女性レナと出逢う。
二人はひと目で恋に落ちるが、レナには富と権力で彼女を支配するパトロン・エルネストがいた。
マテオとの出逢いで、愛に目覚め、女優として生きる喜びを知ったレナは、エルネストとの関係に終止符を打とうとする。
しかし行き過ぎた愛が、二人を引き裂く事件を引き起こす――。

【Info】
[原題] LOS ABRAZOS ROTOS
[監督] ペドロ・アルモドバル
[出演] ペネロペ・クルス、ルイス・オマール他
[配給元]松竹
2009年/スペイン/128分
2010年2月6日より新宿ピカデリー、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開
(C)EL DESEO,D.A.,S.L.U. M-2535-2009
(C)Juan Gatti / El Deseo
(C)2009Emilio Pereda & Paola Ardizzoni El Deseo
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