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映画「トイレット」

トイレット

『かもめ食堂』『めがね』の荻上直子監督待望の最新作。

“家族"という小宇宙で起きる衝突と、

それを乗り越えて愛情という絆で結ばれる、家族の成長物語です。

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【みどころ】
突然、ばーちゃん(もたいまさこ)との奇妙な生活がはじまった。

バラバラで生きてきた3兄弟と日本人の“ばーちゃん"が織り成す、家族の物語。

ひっつめ髪で動作もゆっくり、いつも不機嫌そうな顔をした“ばーちゃん"役のもたいまさこ、

ほとんど台詞がないのに、圧倒的存在感と空気感を醸し出しています。

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【ストーリー】
ロボット型プラモデルオタクの青年レイは、誰とも深く関わらないことを信条に生きてきた。

ところが母の葬儀の直後、ひとり暮らしのアパートから、やむなく実家に舞い戻るはめに。

そこには、4年間も引きこもりの生活を続ける、ピアノが弾けなくなったピアニストの兄モーリーと、

ちょっと勝気な大学生の妹リサ、そして……“ばーちゃん"が暮らしていた。

ばーちゃんは、ママが亡くなる直前に日本から呼びよせた。

英語がまったく喋れないばーちゃんは自室にこもりきりで、トイレから出てくるたびに深いため息をつく。

そのため息を気にかけつつ、モーリーとリサから職場に頻繁にかかってくる電話で、レイの淡々とした日常が破られてしまう。

バラバラに生きてきた兄弟は、ばーちゃんの無言の支えによって外の世界に一歩踏み出し、

4人はお互いの個性を受け入れながら家族としての絆を強めていくことになる…。

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【Info】
[監督] 荻上直子
[出演] もたいまさこ、アレックス・ハウス、タチアナ・マズラニー他
[配給元]ショウゲート/スールキートス

公式サイト:www.toilet-movie.com
2010年/日本・カナダ/109分

8/28(土)、新宿ピカデリー、銀座テアトルシネマ、渋谷シネクイントほか全国公開
(c)2010“トイレット"フィルムパートナーズ

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2010年08月15日 10:42に投稿されたエントリーのページです。

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